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【変な家2】ラストについて考察(義足は誰が隠したのか?)【ネタバレ】

【変な家2】ラストについて考察(義足は誰が隠したのか?)【ネタバレ】

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ぱっかん
執筆者:散歩ブロガー「ぱっかん(@pakkan316)」福岡散歩ブログも絶賛更新中!

人気サスペンスYoutuber「雨穴うけつ」氏の新刊であり3冊目の書籍「変な家2 ~11の間取り図~」をたった今読み終えました。

序盤にいろんな違和感を散りばめ、
仮説を立て、
二転三転しながらも解決に近づく展開は最高ですね。

今回も丁寧な描写のおかげで、読書が苦手な私でも読みやすく一気読み出来ました。

ただ、最後の1ページで読者に投げかける?ような終わり方をしてるようにも思えたので、その辺りを自分なりに考察してみます。

が、どちらかと言うと「皆さんの意見を聞きたい」という側面が大きいです。
ラストについての解釈を持っている方は、是非コメントで教えてください。

※当記事ではストーリーの全容は解説しませんが、ラストに関する重要なネタバレは含みます。できれば読み終えた後にご閲覧ください。

 

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「変な家2」のラスト

 

最後の章は「筆者」と「ミツコ」の対談シーンで締めくくられます。

終盤で判明したことを私なりに要約すると・・・

ミツコの父親はミツコに
「今夜ヤエコの義足を隠してくれ」とお願いをする。(遠回しな殺人依頼)
(このやり取りは別室のヤエコにも聞こえている)
ミツコは大好きな「ヤエコおばあちゃん」に対しての「お願い」に抵抗はあるが、
最終的に「自分を守るために…」という動機で実行する。

夜中、寝息を立てるヤエコの側にある義足を取り、
自室のクローゼットに隠しカギを掛けるが、
やはり「ヤエコおばあちゃんを守りたい」と考え直し、
義足をヤエコの元に戻す。

しかし翌朝、ヤエコは階段から転落死。
義足は着けていなかった。

ヤエコはミツコを守るために、
意図的に義足を着けずに、更に言うならわざと(?)階段から転落死した。

「私(ヤエコ)を守ってくれたミツコを守るため」
の最善の行動。

しかしヤエコの葬儀の後、ミツコはある事に気付く。

ヤエコの部屋に「あるはずの義足」が無い。

もしやと思い、引き出しの中のペンケースから鍵を取り出しクローゼットを開ける。
そこには義足があった。

つまりミツコは「義足を返した」と思っていたが、
実はそれは夢でしかなかった。

「ヤエコを守りたい」と強く願うあまり、
夢の中でそれを思い描いたに過ぎず、
実際にはやはり、保身のために犯行に及んでいたのだ。

※私なりの解釈です。状況が違う場合があるかもしれません。。。小説系良く読み違えるので

唐突な「夢オチ」への激しい違和感

さて、本作はかなり暗い展開が続きますが、最後には「キーマン達は闇を抱えながらも家族の事を大事にしてるんだな」という展開で終息しようとします。

が、最後の1ページで「夢オチ」が登場し、
しかもそのままの意味では大きなどんでん返しも無く終わります。

別に
「ヤエコを守るために義足を戻した」

「しかしヤエコはミツコを守るために自死した」
のみで終わっても良いはず。

 

でも雨穴さんらしく「意味深な表現」で終わる。

雨穴さんのコンテンツで「ただ夢を見ていただけ」で終わるはずが無い、
と思っているので考察します!

【考察】誰かが義足をクローゼットに隠した

正直に言います。
このネタについて私は腑に落ちる考察は見つけていませんが、
現時点のわたしなりの解釈を残しておきます。
(解明された方、是非コメント等で考察を残してください。。。)

まず「クローゼットの鍵」については、「ペンケースの中にある事は私(ミツコ)しか知らない」と明言されています。(このわざとらしさも伏線?)

しかし私は
「それを知っている人が他にも居る」
「そしてその人がクローゼットに義足を隠した」
のだと思っています。

それは誰でしょうか。
今の私が想像できるのは二人。

・ヤエコ(祖母)
・早坂シオリ(お泊りに来てる友達)

まだ答えには辿り着いてないですが、誰かにとってヒントになるかもしれないので説明します。

隠したのはヤエコ説

ミツコは、一度は義足を隠す。
しかし考え直しヤエコの元に戻している。

義足を持ち去る(返す)際にミツコは「ヤエコは寝息を立てていた」と言っていたが、
実はヤエコは起きていて一部始終を見ていた。

その優しさに触れ、
ヤエコは「ミツコを守ろう」と決心した。
(仮に義足を返しに来なかったとしても、愛しているミツコを守るつもりではいた?)

ただ、黒幕のシナリオ通りに転落死しても義足が自室にあったままだと「ミツコが犯行に及んでない」とバレるので、それを心配しクローゼットに自分で入れた。

これが1つ目の解釈。

ただこれは凄く無理があります。

まず、ただでさえ移動がおぼつかないヤエコが、
別室のクローゼットに義足を入れるのは困難。

しかもそれを実行するには、
ミツコと(その友達のシオリ)が起きないように静かに行う必要がある。

「出来なくは無いが難易度が高い」という違和感が、創作コンテンツにおいては不自然。

 

でも確か「資料4 ネズミ捕りの家」でなんか「シオリ:急に眠くなった」みたいな描写があったような・・・。

隠したのはシオリ説

正直、肝心の動機はわかりません。

ただ

・ミツコの部屋に居た
・学校でミツコと居る機会も多かったので「ペンケース」を見る機会も多かった
・だからクローゼットの鍵の在り処も知っていた

という点で疑わしいというだけ・・・。

あとは「シオリ」自体があまり出てこないので、ミステリー作品的に何らかの黒幕として出てくると盛り上がる。。。という期待も含んでいます。

【変な家2】ラストについて考察(義足は誰が隠したのか?)【ネタバレ】:まとめ

以上が現時点での自分なりの考えです。。。
是非コメント欄で皆さんの考察をお聞かせください。

追記:
皆さんたくさんコメントいただきありがとうございます!
読むだけでもめっちゃ楽しいです!

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51 件のコメント

  • 考えた考察が二つあります。
    一つ目は本当にミツコが義足を隠すのをやめて祖母の元に戻していたが、その一部始終を覗き見ていた人間がいた。(十中八九母親)
    2階の使われていない祖母とミツコそれぞれの部屋に隣接してる大きな部屋は、母親が隠れて使用して二人の監視をしていた為に鍵の隠し場所もミツコ行動も全て把握していた。(夜中にシオリが後ろから視線を感じたのは、隣部屋の母親のもの)
    そして元に戻していた義足を敢えてミツコのクローゼットに戻すことで、『保身の為に都合のよい夢を見てまで祖母を見捨てた卑怯者』とミツコに自分自身を責めるようにして徹底的に潰して家から出るよう促した。

    もう一つはシオリが図らずも祖母を殺してしまったパターン。
    彼女の行動には整合性が取れない箇所がある為、何か『背けたい真実から逃げるために記憶を改竄した』可能性がある。
    (一番あり得るのがトイレドア前で鉢合わせして驚かせてしまい、祖母が誤って階段から転落してしまった?)
    そして現在の彼女が金持ち社長になっているのは、図らずも祖母を葬ってくれた為にミツコ母からの謝礼という名の資金援助があったからかも?

  • たくらみペッパーガールという単語が登場しすぎてる。
    出し方も何となしに含みを持たせた感じで。
    にも関わらず結局ミツコはたくらみを知ってるのかそうでないのか
    どっちつかずな表現で話は幕を閉じてしまった。
    何が言いたいかというと
    たくらみペッパーガールが最後のモヤモヤを解決するのに重要なアイテムなのだと思ってる。

    本棚の内容がヤエコの物という方がしっくりくる
    とか
    回転棚(配置的にちょっと苦しい気もするが。「クローゼットは奥にある」らしいので)とか
    突飛ながら意外といいとこついてそうな意見も出てるしね。

    ミツコの部屋の配置情報が薄ぼやかされてるのには
    何か意味があると思うんだよねぇ

  • 結構シンプルに、ミツコがヤエコに頼まれた説を推します。
    加えてですが、雨穴さんの作風から謎を散りばめて回収するので、今後数冊を含めて奇妙な点をいくつか残し、さらにそれらをまとめて回収する話が出てくるのではと考えています。

  • ヤエコさんは足の付け根あたりから足がない状態なので義足は結構な長さで本棚に入れるとしたら、横一列分本が入っていない空間がなければならないと思っています。
    また、義足が作中でゴム製の肌色の義足となっていましたが肌色の場合年代を考えて殻構造義足といって、中は鉄製の義足で外側は足を再現したウレタンを使った義足なはずなのではと思い義足にも違和感を少し感じています。

  • 義足の件、こんな風に考えました。
    これ、実は優しいストーリーだと思います。
    どなたかご意見ください!

    【見解】
    •ミツコが義足を返したのは夢?
    シオリが会った時にヤエコは義足をつけていた
    (隠したのは杖だと思っていた、足が悪いみたい、引きずるようにと表現、警察との温度差)
    →ミツコが義足を返したのは夢ではなかった。
    →事故後、ミツコが見る前に義足が隠された。

    •義足を隠したのは誰?
    ミツコの母の指示はどの使用人も断れなかった。
    屋敷には母の協力者である使用人がいた。

    •クローゼットの鍵を開けられるのはミツコだけ?
    シオリが起きた時、誰かの視線を感じた
    →ミツコも夜通し見張られていた。
    →1度義足を隠した際、鍵の隠し場所を監視者に見られていた。
    (なお、そもそもヒクラが作った家なので、ミツコ母なら合鍵を使用人に渡せる)

    •なぜ義足を隠す必要があったのか?
    ヤエコ、もしくは使用人の意志。ミツコが命令を聞かなかったことを母が知ればミツコは酷い目に遭う。ミツコが命令通りに義足を隠したことにした。

    •義足があったのになぜヤエコは死んだのか?
    ミツコをまもるため、わざと階段から落ちた。
    トイレに先に入っているシオリがいるのに、トイレのドアノブめがけてそちらに行こうとするのは不自然。

    •ミツコはふだん、クローゼットに鍵をかけない。
    (シオリが開いたときや、葬式後久しぶりに開けようとした時に鍵を意識していない)
     

    【監視者目線でのストーリー】
    ①ミツコ母は計画の遂行のため、ある使用人にミツコを監視をするように指示していた。
    使用人は恐怖で従っていたが、ヤエコもミツコも嫌いではない。

    ②監視者はミツコの部屋を監視。
    (ベッド側の壁に隠し穴があり、隣の部屋に潜んでいた?)

    ③夜中、ミツコがおきる。
    一度義足をクローゼットにかくし、ヤエコのへやにもどす。(クローゼットの鍵は空いている)

    ④ミツコが義足を戻したことに驚きと疑問を持った監視者は、クローゼットの中を確認する。鍵の位置はさっきミツコが開けたのでわかる。
    シオリが起きそうになり、慌てて隣の部屋に戻る。
    誤ってクローゼットを閉めたままにしてしまう。

    ※この時点では、翌朝ミツコ母に、ミツコが裏切ったことを報告しようとしていた。ヤエコを殺す依頼は受けていないので、無理に義足を隠し直そうとしない。

    ⑤シオリが起きる。クローゼットがしまっていることを確認。監視者の視線を感じる。

    ⑥2人が起きた後、シオリがトイレに行く。

    ⑦ヤエコが階段から落ちる。監視者は驚くが駆け寄る。
    A ヤエコにはまだ意識があった。真っ先に駆けつけた監視者に、義足を隠すように依頼。
    (ミツコを完全に守るため)
    B ヤエコに意識はなかったが、監視者は、義足を隠せばミツコだけでも救えると思案。
    事故直後に義足を一階に隠す。

    ⑧ミツコとヤエコが病院に行く間、監視者がミツコのクローゼットに入れた。鍵をかける。

    ④がふわっとしてるんですよね‥

    • ③〜について、
      ミツコが義足をクローゼットに隠し、鍵をかける。

      シオリが起きて、鍵がかかっていることに気づく。(この間ミツコは自分のしたことについて考える。)

      ミツコは鍵を開け義足をヤエコのもとに戻す。

      視線の正体は監視員、葬儀間に義足を隠したのも母の指示を受けた監視員であり、目的はミツコに罪をなすりつけること。(夢だと思いこみ、自責の念に駆られるところまで予想していた?)

  • 正直ミツコさんが毎晩トイレに行くわけでも無いと思うので、
    お願いした日にたまたまミツコさんがトイレに行っていなければまず事故は起こらないと思います。
    つまりはお願いの日にミツコさんにトイレに行かせるようにさせるため、夜ご飯にそう言う毒を持った可能性もありますね。
    これも使用人絡みじゃないと出来ないので真犯人と言えるxがいた可能性は高いですね。

    • 真犯人による頭部殴打と仮定しても、詩織の証言(音がした後すぐに廊下に出たが誰もいなかった)との矛盾は回避できるんですよね。
      例えば、殴打後、真犯人が転落偽装でヤエコの体を階下に引きずり下ろしていた場合、当然、廊下にはいない。

  • 事故物件アプリに水車小屋跡の遺体の情報を入れたのは、ヒクラ関係者以外あり得ないですよね。
    それについて書かれた書物はすぐに絶版、当時の事件は報道されていない。のならヤエコさんの出生の秘密を知っている人物しか知り得ない情報ですから。
    再生のつどいの元信者も知っていたかもしれないですけど、場所まで正確に知っている信者がどれくらいいるか。

    私はアプリに入力したのは、ヤエコさんの娘だと思っています。
    人身売買で無理矢理嫌いな男と結婚させられて、実の母や生まれた子たちにすら憎しみを抱くくらいです。
    彼女の復讐心は娘に毒を盛って追い出し、母を殺し、最終的にはヒクラを倒産させるのが最終目標かな?と思います。
    過去に死体が上がった小屋を物件として告知無しで売っていたなんて知れたら、昔は大丈夫でもネット社会ではジワジワ信頼は失われるでしょうし。昔量産した闇をはぐくむ家、の情報も、一家惨殺事件を期にネットに間取りが出回って話題になっているようですし、実際ヒクラはもう数年後にはダメでしょうね。
    彼女がヒクラの破滅を願って、ヤエコさん亡き後に必要なくなった小屋を事故物件として書いたのかな?と。

    ただ、ヒクラに恨みを持つ関係者は、宗教の元信者、欠陥物件売りつけられた顧客、理不尽に解雇させられた従業員など、大勢いすぎるくらいなので、誰だか特定はできないでしょう。自業自得ですね。

    あと、よく読み返したら、水車小屋の話を書いた宇季さんって方、まだ幼い少女かと思ったら21歳の成人女性なんですね。
    大人が外で人間の死体見つけたら通報しませんか!?子どもなら怖くて黙っててもおかしくないけど、ねぇー。
    叔父叔母の家に話に聞いていない赤ちゃんがいてもスルーとか、叔父叔母がやったことも赤ちゃん誘拐と傷害致死、逮捕案件だし、怒って家を出たヤエコさんに全く金銭的支援もせずに放置とか、お金があったなら学歴をつけて障害があっても困らないようにしてあげられなかったの?とか色々思うところが多いですが。

    まあこの話、娘と糸電話しながら不倫行為したり、妻の不倫妊娠隠すために家燃やしたりと、結構なキチガイムーブする大人が多すぎて、所見じゃ推理当たらない(笑)

  • 最後の事件は、夢オチでなければ、
    複数名が複雑に絡んでいるように思います。

    「考察中」さんの本棚のカギの開け閉めの整理より、

    ①シオリが本棚開ける(鍵なし)、
    ②ミツコが義足を隠す(鍵を閉める)、
    ③ミツコが義足を戻す(恐らく鍵を閉めていない)、
    ④夜中シオリが本棚開けようとする(鍵あり)、
    ⑤葬式後ミツコが本棚開ける(鍵あり)、
    ⑥の時鍵を開けずに本棚を開けようとしていたため、最後に鍵を閉めたのはミツコではない
    →③④の間に誰かが鍵を閉めたと推測されます。

    それは、誰なのでしょうか。以下、妄想です。

    ――

    【例の人(ミツコの母)】以外にも、作中には、
    ヤエコに強い殺意を抱いている人物がいます。

    【笠原氏】です。

    「いやいや、死んでるでしょ!」と思われるかもしれませんが、
    江戸川乱歩の『白髪鬼』は、
    ・「いったん死んだと思われていた主人公」が、
    ・「姿を変えて復活」し、
    ・「自分を苦しめた人たちに復讐を果たす」
    物語です。

    笠原氏は睡眠薬で自殺したことになっていますが、
    もし、その後、息を吹き返し、
    使用人に紛れ込んで、
    「ナルキ」を失った復讐の機会を狙っていたとしたらどうでしょうか。

    ミツコの母と、奇しくも、利害が一致することになります。

    ――

    この家は、「ヤエコとミツコのために造られた家」です。

    「ヤエコとミツコを殺すために造られた、仕掛けがある家」とも読めます。

    『白髪鬼』にも、殺人のための仕掛け部屋が登場します。

    2階の間取りが気になります。

    まず、本棚の位置は、

    ・ミツコの部屋の奥にある
    ・視線を感じて、ベッドを振り返った
    とありますから、

    「入り口の近くにベッドがあり、本棚はミツコの部屋の奥にある」
    ということになります。

    窓際では、光を遮ってしまいますから、
    「隣の部屋との境目」にあることになります。

    考察中さんの指摘に、以下のものがあります。
    ・本棚には漫画がなかった→
    ミツコはシオリを友達と思っていたので趣味について出鱈目を言っていたとも考えづらい。また、本棚の本の内容に違和感がある。どちらかと言えばヤエコのものと言われた方がしっくりくる

    この本棚は、仕掛けで反対側の部屋から動かせるのではないでしょうか。
    文学書や図鑑、外国語の辞書が並んでいても、
    ミツコが読めるとは思えません。

    ミツコは恐らく、
    『たくらみペッパーガール』を普段読んでいました。

    しかし、このタイミングでは、
    【隣の部屋の】大人向けの書籍の並んでいる棚と、
    入れ替わっていたのです。

    つまり、忍者屋敷のように、回転式の棚だということです。

    このタイミングでは、事を起こすに当たって、
    きちんと仕掛けが発動するか、
    事前に確かめていたのではないでしょうか。

    これならば、カギがかかっていても、何の問題もありません。

    ――

    シオリは、本棚を開けようとしたときに、背中に視線を感じて、ベッドを振り返った
    また、
    ミツコがヤエコの部屋に義足を取りに行ったときに、
    物音がして振り返った、と言っていました。

    恐らく、ミエコの部屋の壁と、ヤエコの部屋の壁には、
    のぞき穴があり、その2つの部屋に隣接する部屋に、
    笠原氏が待機していた、ということです。

    ――

    トイレに行くヤエコを見てシオリは脚が悪いと感じましたが、
    歩いているという表現をしているため、
    片足ではなく義足を使用していたと思われます。

    シオリがトイレに入っている隙を狙い、
    笠原氏は待機していた部屋からそっと出て、
    廊下を回り込み、
    トイレの前でヤエコを襲いました。

    ゴトッという音は、笠原氏が襲った衝撃で、義足が取れた音。

    すかさず、笠原氏は、義足を持って、トイレとミツコの部屋の、間の部屋に隠れます。

    見取り図を見ると、トイレの扉は、階段側に開きます。
    シオリが犯人を見ていないのは、このようなわけではないでしょうか。

    笠原氏は、そのまま、回転棚で、隣の部屋から本棚に、義足を入れたのです。

    ――

    ……という妄想を抱きました。

  • 初めまして、皆さんの考察でさらに、変な家2を楽しく周回して読めています。
    拙い考察ですが、私なりにたどり着いた部分がありまして…

    「行先のない廊下」で、根岸家の玄関前で人身事故を起こしたハウスメーカー美崎の従業員=「闇をはぐくむ家」に出てくる飯村さんかな、と思いました。

    建築会社で大工として働いていたこと(やけにヒクラハウスや美崎の内情に詳しい)、「長いこと中部地方(ハウスメーカー美崎やヒクラハウスもある)に住んでる」と自分で話していること。今は大工をやめて特殊清掃員として、仏様が成仏するための手伝いをさせてもらっている(過去の自分の過ちを仕事で償っている?)こと…

    あと、これはまだまだ?マークばかりの考察なのですが、
    西春明美をホステス時代に妊娠させたのも、飯村さんなのではと。
    飯村さんが若い頃、経営者を名乗っていたが、本当は「妻子持ちの会社員(建築会社の社員?)」だった→飯村さんは「闇をはぐくむ家」の中で「別れた妻との間にガキがいた」と話している→妻子がいながら明美さんを妊娠させてしまった(変な家2のキーワードとなる、不倫によりできた子供=西春満さん?)

    と、考察してみた次第です。
    そう考えると、「闇をはぐくむ家」が資料として存在するのも納得できるかな、と。
    小説とYouTube動画の中で、ハウスメーカー美崎のトラックに轢かれて亡くなった被害者の年齢や名前が違うのは、まだ何か伏線があるのか、作者の遊び心なのかはまだ考察中です(笑)

  • 皆さんの考察、どれも興味深いですね。
    ヤエコさんの死の謎はとても気になります。
    詩織さん、美津子さん、例の人、みんな怪しい。
    私も本を読み返していますが、疑い始めると、どれもこれも怪しく思えてしまいます。
    資料①の根岸家建築中の事故は本当に偶然だったのか? とか。
    資料③でシラサギ=女の遺体だったとして、宇季が発見した後家に戻って平気で夕食を取っているのも変な気がします。細かい事を言えば、アプリの記載で「小屋」ではなく「家」に女の遺体と書かれているのも気になる。
    資料⑤で出てくる、墨田区の二階建て一軒家で一家心中の記載がありますが、もしかしてこれもヒクラハウスの建売り住宅だったりして?
    考えれば考えるほどこんがらがって来ます。

    • 水無雨季の日記は作中でも不気味さに拍車をかけていてとても興味深いですね。私は1周まわって本当にただのシラサギだったのでは…と思っております。
      雨季の叔父と叔母が赤ん坊を奪ったとして、お絹さんをそのままにするでしょうか。集落ではみんな水車小屋の存在くらいは知っていたでしょうし。後に何のニュースにもなっていない点も気になりました。

    • 連投失礼します。
      雨穴さんが取材した順番に並び替えてみたので、残して行きます。

      2020/11/6→②闇をはぐくむ家
      2022/3/13→④ネズミ捕りの家
      2022/6/10→ ①行き先のない廊下
      2022/7月→ ⑪一度だけ現れた部屋、⑥再生の館(入間家で雨穴さんが昔の雑誌を思い出す)
      2022/8月→ ⑤そこにあった事故物件、③林の中の水車小屋(編集の杉山さんが手記の写メをくれた)
      2022/10/12→ ⑧部屋をつなぐ糸電話
      2022/11/12→ ⑨殺人現場へ向かう足音
      2023/1/25→ ⑩逃げられないアパート

      ⑦おじさんの家はどの時点で入手したのか不明。⑧で笠原さんが成貴くんの写真について言及しているので、その後かも。
      以上参考までに。

  • 自分も例の人真犯人だと思ってます
    他の人ほど考察出来ておりませんが気になる点として
    1.シオリのお泊まりセットに都合良く懐中電灯が入っている
    2.トイレに行く際に祖母に義足がなかったとして歩いていたという表現になるか

    あと直接関係はないですが資料5のアプリにわざわざ書き込んだ人が誰かわかってませんよね?
    あとあまり物語に出てこない緋倉家長男も気になるところ

  • 「ネズミ捕りの家」で早坂詩織の口から「たぶん足が悪かったんだと思います」と語られてはいるが、義足を隠されていたのであればヤエコの片足が無いのでそういう表現はしませんよね。ネズミとして捕らえられてしまったのは詩織だったのかもしれません。

    話の論点はズレてしまいますが、置棟でヤエコのお隣だった西春明美(中目黒の飲食店経営)さん、彼女の息子(飲食店調理担当)の名前が満(ミツル)なんですが、ヤエコの娘との子供が美津子(ミツコ)という考察もできますね。幼少期を共に過ごしたヤエコの娘と満がお互いに強い絆を抱いていたことは容易に想像がつきます。「新井」という偽名を使って緋倉家の料理人として過ごしていたが、嫌がらせで職を失い母の店を手伝い始めたのかもしれません。

  • 私は、ミツコの言ったまま、シオリさん視点で起こったことそのまま、が正解な気がします。

    ミツコは義足を隠した後、「戻していない」ので、シオリさんが確認した時鍵はかかったままだったし、ヤエコさんは義足が見つからなかったので付けていなかった。

    ではなぜミツコは、義足を戻したと勘違いしたのか?

    それは、シオリさんが本棚の扉に手を掛けているのを、夜中目を覚まして見たから、その姿を夢うつつのボンヤリした頭で、「自分が扉を開けて義足を戻している」と思い込んでしまったのだと思います。シオリがその時感じた視線はミツコのもので、ミツコは義足を戻した勘違いからくる安堵感ですぐ眠ってしまった。

    残念なのは、もし、シオリが本棚を開けようとしていなければ、義足を隠していることを朝覚えているので、大好きなおばあちゃんを殺したくないと思い悩んでいたミツコは、朝早くヤエコさんがトイレに行くのを咄嗟に手助けして、結果ヤエコさんは助かった可能性もあったかもしれません。しかしミツコは夜中見たシオリの姿のせいで安心して何もせず、結果転落してしまった。
    シオリにとっては、そんな複雑な事情があるなんて分からないので、仲良くなるきっかけになった漫画が無い違和感が気になっての行動で、仕方なかったにしても、ヤエコさんが転落する引き金になってしまったかもしれないのが後味悪いのかな?

    ただ、もし父親がミツコに義足を隠すよう命じてる声がヤエコさんに本当に聞こえていたのだとしたら、もし義足が戻っていても、シオリさんがヤエコさんに朝手を貸したとしても、ミツコが朝謝って義足を持って手助けしに来たとしても、彼女は自分の死期を悟って、大切な孫娘を守るために、すべて断って転落死した可能性もあるので、そこは結論が出ないところかもしれないです。

    漫画を本当はミツコが持っていたのかは、不明ですが、シオリと仲良くなった地点では、祖母殺害のお願いはされていなかったので、本当は読んだことはあって、内容も知ってたんじゃないかな?さすがに全く知らない漫画の内容を適当に聞き役して相槌するだけで話合わせるのは無理があるし、監視が厳しい家だったのなら隠れて読んで、どこかに隠していたかも?(おばあちゃんの部屋とか)

    他のコメントで疑問が出てた、転落時の、ゴトっていう音は、致命傷になった頭を打ちつけた音で、下に転がって行く音は、ヤエコさんが転がって行った音、だと思います。
    義手や義足って、生活できるよう作られてるからちょっとの衝撃では外れにくいだろうし、シオリは転落が起きた時、ヤエコさんが義手義足であることすら気づいていません。

  • 気付いたら面白いコメントたくさん頂いてて、ありがとうございます。
    「なるほどなー」のオンパレードです。

    >作中で書かれている通りあの時期のヤエコは疲れているはずです
    >ただ記載ではお祖母さんが不似合いなほど若々しくキレイな女性とあります
    >これミツコの母じゃないですかね

    すっごい着眼点ですね…
    確かに状況を察するとその通りに感じられて、読んでトリハダが立ちました。

    >ヤエコの件で何かリターンを得たと思いました
    確かに、金持ちアピールの描写が多く、そのキッカケというか、成功の理由の一つに「例の人」からのリターンがあったのかもって気もします。

    >資料②もおかしい
    >なんでこれだけ2020年なんでしょう他の事件は1990年代なのに
    >あと取材期間が、他の資料は大体2023年なのに資料②だけは2020年
    気付かなかった…。
    僕も「闇をはぐくむ家」は怪しんでます。
    この家だけ他の事件と絡みがなく、状況がシンプル過ぎるんですよね。

    >ミツコ「本棚の鍵がペンケースに入っていることは、私しか知りません。」
    >このミツコの発言を覆す情報が今のところ見つからないですね。監視カメラでも仕掛けてないと隠し場所+鍵の場所を特定するのは難しいかもですね。

    「既設スペースの鍵なので、メインの鍵はミツコが隠していたにせよ、スペアの鍵はあると考えるのが自然」という理解をしていたのですが、
    改めて考えると、雨穴さんの作品なら、キーとなる情報であれば確かに鍵の在り処について触れてあるはずですもんね。。。

    • ※続きです。

      >ラストで美津子はシオリのことを本当の友達のように語っています。しかし美津子は「たくらみペッパーガール」をやはり読んでいません。ラストでも言及されませんでしたが、
      >「漫画なんて読むわけない」と言ってるのをシオリに聞かれています。

      僕の最初の理解では、友達との会話で「漫画なんて読むわけない」と言っていたのは、カーストがキツイ学校だったので、上流の友達に話を合わせたのだと思ってました。
      今でもそれで納得は出来るのですが―…
      それでも引っかかる点は、もし僕の認識通りなら、その際は最後のミツコインタビューで、「周りの友達と話を合わせるために、“漫画なんて読むわけ無い”って言ってたんです。」と宣言があっても良かったと思います。

      そうすれば、(かなり分かりやすいですが)「漫画なんて読まない」に対しての伏線回収となったはずです。
      でも雨穴さんはその伏線回収をしていない。

      それは、
      ・分かりやすいので回収するまでも無い
      ・回収すれば辻褄が合わなくなる(やはり実際に漫画を読んでない)
      のどちらかかなと今は思ってます。

      >私はミツコへの恨みという部分から使用人による新井のおじさんの件の復讐ではないかと思います。
      新井さん怪しいですよね。
      最後に急に出てきましたが、もしかしたら序盤から登場してた可能性も捨てきれません。
      血縁者と考えるとゾッとしました。。。

      >シオリの「探しに行かなきゃ」って
      >セリフで一気に鳥肌が立ちました…
      確かに事故発生後のシオリの口ぶりが、なんか遠回しで怪しいですよね。。

      >余談ですが、小説内に出てくる、江戸川乱歩翻案小説の「白髪鬼」に少し気になる描写が出てきます。
      こんな所にまでヒントがあるとは…
      雨穴さんの文学的知識の幅広さは凄まじいですね…。本当、あの人は何者なんだろうか。。。

  • 事件を起こしたのはシオリだと思いました
    ミツコは一度シオリの前でクローゼットを開けています
    それは義足戻す時、シオリは寝ておらず、その時に開け方を知った
    事件時のシオリの行動は不可解なことが色々あります
    なぜシオリは音がしたほうに向かわず祖母の部屋に行ったのかなど
    あとシオリが祖母に挨拶に行く所が違和感がありました
    作中で書かれている通りあの時期のヤエコは疲れているはずです
    ただ記載ではお祖母さんが不似合いなほど若々しくキレイな女性とあります
    これミツコの母じゃないですかね
    この時にシオリはヤエコの義足の件を依頼されたのだと思います
    シオリの最後のセリフに自分の力で地位を得たとあります
    ヤエコの件で何かリターンを得たと思いました

    また他にも疑問があります
    核であるミツコの母の情報がないのです
    おそらく文章に出ているのだとはおもいますがこれがわからない
    資料②もおかしい
    なんでこれだけ2020年なんでしょう他の事件は1990年代なのに
    あと取材期間が、他の資料は大体2023年なのに資料②だけは2020年

    あとは妄想ですがミツコはヒクラの子ではないかもしれない
    例えばミツコの母と料理人新井の子とか
    ミツコの父である正彦の態度は実の子にする態度とは思えません
    新井がミツコの母に強く出れたのもこれならまだ理解できます
    不倫の子がテーマなので正直に家系図が信用できなくなりました

  • ミツコ「そのとき、背後で「ガサ」という、…音がして、びっくりして立ち止まりました。」(義足を盗んだ時)

    早坂「そのとき、なぜか背中に視線を感じて、ベッドのほうを振り向きました。」(深夜に起きて、開こうとした本棚が開かなかった時。ミツコは寝ていた)

    ここらへんから、祖母(又は第三者)が状況を把握して義足を本棚に戻した、みたいな何かしらの裏はありそうですよね

    ただ、

    ミツコ「本棚の鍵がペンケースに入っていることは、私しか知りません。」

    このミツコの発言を覆す情報が今のところ見つからないですね。監視カメラでも仕掛けてないと隠し場所+鍵の場所を特定するのは難しいかもですね。

    ここからは私の妄想ですが
    ミツコが義足を盗んで隠した(祖母に盗む所は見られてた可能性アリ)→そのままベットで横になり微睡む→早坂が起きて本棚を開けようとするのを眠る直前に目撃→それを自分が義足を戻そうとしているのと勘違い(夢)→夢オチ 

    みたいな感じかなって思いました。
    これだと祖母は義足結局返してもらってないので救いが、、

  • 109ページのシオリの行動や状況がかなり奇妙ですね。
    >ドアの外 で 突然「ゴトッ」という大きな音がして、そのあと何か重たいものが、階段を下へ下へと転がり落ちていく
    大きな音は何でしょうか、人が落ちた後?では転がり落ちた音は義足?
    でも両方とも転がり落ちますよね。
    だとすると、1度しかならない大きな音は何か?転がり落ちているのがおばあさん?

    >「探しに行かなきゃ」
    おばあさんの事を言ってるようで、その状況でおばあさんを探すのは変ですね。動揺していたというのも考えられますが、もう落ちていることを察していて別のものを探そうとしているように聞こえます。

    >どうしてあんな行動をとったのか
    これはおばあさんが階段から落ちたのを認めたくなくて部屋まで探しに行った事を言ってるように聞こえますが、もっと奇妙な行動をとったのではないか?(義足を隠すなど)

    >すぐそこにある現実から目を背けたくなる
    この現実とは、本で暴かれた内容よりもっと複雑な状況がシオリには解っていたのかもしれません。

    • 連投失礼します。
      もう一つ気になるところで美津子があまりに淡々としているよと筆者が感じている描写ですが、
      美津子自身が罪を認めていて、どんなふうに書いてもいいとある種開き直っていると捉える事もできますが、もっと闇の深い意味があるのではと思います。
      というのも、ラストで美津子はシオリのことを本当の友達のように語っています。しかし美津子は「たくらみペッパーガール」をやはり読んでいません。ラストでも言及されませんでしたが、
      「漫画なんて読むわけない」と言ってるのをシオリに聞かれています。やはり何らかの事情があって利用したのではないでしょうか?

  • コメント失礼いたします。
    私も最後が気になりました。
    私はシオリが「視線を感じて振り返る」話があり、『誰か』が覗いていたのかと考えてます。
    ただ、この時にミツコは寝息をたてているので…

    クローゼットの位置(奥とは?)、机、ベッドがどこなのかがわかりませんが…
    となりに面した『部屋』が…
    時系列上は、夢オチなのでしょうかね…

  • 何か見落としがありそうで考えがまとまっていませんが、気になる点を記載します。
    ・夢オチじゃないと仮定して本棚の鍵の開け閉めから整理すると、①シオリが本棚開ける(鍵なし)、②ミツコが義足を隠す(鍵を閉める)、③ミツコが義足を戻す(恐らく鍵を閉めていない)、④夜中シオリが本棚開けようとする(鍵あり)、⑤葬式後ミツコが本棚開ける(鍵あり)、この時鍵を開けずに本棚を開けようとしていたため、最後に鍵を閉めたのはミツコではない→③④の間に誰かが鍵を閉めた?
    ・トイレに行くヤエコを見てシオリは脚が悪いと感じた。ただし、歩いているという表現をしているため、片足ではなく義足を使用していた?そうだとしたらゴトッという音は義足が外れた音でシオリは事故後義足をヤエコの部屋に隠した?→ミツコが自分の部屋にいたはずなのでシオリが本棚に隠すのは難しい
    ・2階は家族の部屋とのことだったが、ミツコとヤエコの部屋以外はどのように使用していた?→ミツコが義足を隠すように指示された時にヤエコにも聞こえるような声量だったならヤエコの部屋以外の隣の部屋にも聞こえていた?→使用人にばれていた可能性
    ・本棚には漫画がなかった→ミツコはシオリを友達と思っていたので趣味について出鱈目を言っていたとも考えづらい。また、本棚の本の内容に違和感がある。どちらかと言えばヤエコのものと言われた方がしっくりくる

    シオリが犯人を見ていないことから他殺は考えづらいが、義足の行方については何か明かされていない謎がありそう

  • コメント失礼します
    私はミツコへの恨みという部分から使用人による新井のおじさんの件の復讐ではないかと思います。
    専属の料理人であれば親しい使用人も普通に居たでしょうし、作風的に血縁者かもしれません。
    ヒクラ家の内情を知らない人であれば、子供の気まぐれな嘘で社会的に殺されてしまった新井さんに関する恨みがミツコへ行くのは自然だと思います。

  • 同じく夢オチに疑問を感じて読み返した際に、
    シオリの「探しに行かなきゃ」って
    セリフで一気に鳥肌が立ちました…

    まだまだ不可解な点が多いので全てに疑いを抱きながら
    もう一度読もうと思います。

    栗原さんの言葉通り、
    「最初の思いつきに縛られて物事を都合のいいように
    解釈してしまう」ことのないよう
    フラットな思考で余白部分を楽しもうと思います!

  • 皆さんの考察楽しく拝見させて頂いています。
    私も例の人が黒幕説を推したいです。

    ヤエコさん殺害・事故死に関してミツコさんが罪悪感と家に対する反発心をもつことで1番得をするのは例の人だからです。
    1番強い動機を持っているのが例の人。
    ただお金とか富への執着心を1番見せるのは詩織さんなんですよね…例の人の本当の子供は詩織さんなんじゃないかとすら思えてきますが、流石に飛躍しすぎですね。

    水無宇季についても気になる所があります。
    彼女にはヤエコさんよりひとつふたつ年下の娘がいます。
    そして旦那もいたわけです。
    この辺りは何か見落としている気がします。

    余談ですが、小説内に出てくる、江戸川乱歩翻案小説の「白髪鬼」に少し気になる描写が出てきます。
    青空文庫とかで読むことができるので、こちらもぜひ。

  • 諸々頂いたコメント読んで、自己整理します。
    つまりは「ヤエコの娘(ミツコの母)(以後例の人と呼びます)」がそこに居た…?ということですか!?

    なるほど…!!
    確かに、最も恨んでる母に対して「間取りで○す」というのは回りくどいというか、
    本のコンセプトに沿いすぎて非現実的になってる感はありますね。(それを逆手に取って読者にミスリードを誘った的な?)

    また、今読み返したら、終盤の整理で登場する家系図でも「娘」としか表記されておらず、唯一名前が出てこないのも不思議ですね。

    シオリ、ミツコ、共に深夜のアクションでは
    「背後に気配を感じた」的な描写があるので、
    そこに居たのは「例の人」で腑に落ちる感じがします。

    取り急ぎ今の僕の認識では、、、
    ・「例の人」はずっと住んでたのか、当日だけ忍び込んだのか不明だが、少なくとも「ミツコ・シオリ」は「例の人」がココに居ることは知らなかった
    ・使用人やヤエコは知っていたかもしれない。(ヤエコは○される側なので、知らなかった、の方が自然ですかね)
    ・「例の人」は、シオリが来る事は想定していなかったにせよ、睡眠剤?的なものをシオリに盛る、または使用人に盛らせることでミッションを遂行しやすくした。
    ・「例の人」はミツコのクローゼットの鍵の場所を知っていた。または普通に鍵を持っていた。
    ・例の人がヤエコを○した。
    ・例の人が義足をクローゼットに戻した。(これは割りとどのタイミングでも良い。直後でも、葬儀の後でも。使用人に鍵を渡して遂行する形でもOK。でも「気配がした」という描写を活かすなら、リアルタイムで本人が実行した可能性が高い)
    という感じです。

    ちょっと話変わって別の違和感を書きます。
    (本当ふと思い出しただけなので本筋とズレます。。。)

    ・「闇を育む家」に住んでいたあの一家は、「悪い間取りの家」に住んでいただけで、他の要因、というか他の人物との絡み?が一切ない。
    というのも地味に気になってます。。。

    • 主犯は娘だと思いますが、実行犯は使用人である可能性はあります。
      また、義足は後から隠された可能性もあります。
      義足があっても付け根から片足が無いのですから、歩きにくくて当然です。また、普段から介添えの使用人がいたことも想像できます。
      ですから、殺された時点では義足が着いており、後から隠すことも容易です。
      更に使用人がそこらにいるので、常時監視されているとも、鍵がひとつしか無いとも限らないではないですか。
      備え付けの家具なのですから。

    • 闇をはぐくむ家の登場人物が明らかになってないことも、私の中で解決されていない違和感の1つです。一応、仮説はあるのですけどね。

      例えばこんな話はどうでしょう。あの家の母は明永の妻もしくは愛人で、殺された祖母こそが例の人だった、とか。ヤエコやヒクラ家に強い恨みを持っていた例の人ですが、彼女の長男にあたる明永にとってはどのような母だったのか?ここの関係性もまた、互いに怨恨があっても不思議ではありません。晩年はあのすみにくい家に追いやり、そして事件が起きた。

      そう考えると、事件の後にメディアの報道に圧力がかかった理由や、犯人の少年が「そういう素質を持っていた」という表現にも納得できます。

      ちなみに私は、例の水車小屋を増築した家を事故物件としてネット登録した人物も、明永だったのではないかと考えています。
      あとはっきりしないのが、赤ん坊のヤエコは拾って育てられたのに、お絹の死体だけ埋められもせずに小屋内に放置されていたことですかね。なんな宇季とその一家が関わっている気がしてるのですが、まだ結論が出ていません。

  • 個人的には、あの家がヤエコを殺すために作られたものだという解釈にすごく違和感があります。命令を守らない我が子には毒を盛るような人物が、家に危ない場所を作って事故を待つという回りくどい手段をとるでしょうか?
    確かに厄介払いという側面もあったのかもしれませんが、あの家はむしろ、ヤエコの安息のために作られた間取りのようにも思えます。普通は窓のない部屋など居心地悪いでしょうが、姿を見られることを嫌うヤエコには好都合です。

    そして、「義足を隠す」=「殺す」ではありません。いくら危険な踊り場があるとはいえ、転落しない可能性もありますし、転落しても死なない可能性の方が高いでしょう。他の方も指摘している通り、ゴトッという物音の後に転落音が聞こえていることから、ヤエコは直接的な攻撃を受けた可能性が高いです。つまり、義足の有無などヤエコの生死には関係なかったはずなのです。

    では、義足を隠せという命令は何だったのかという疑問が湧きます。推測ですが、これはミツコに祖母殺しの罪悪感を植え付けるための命令だったのではないでしょうか。作中の描写から、黒幕は我が子であるミツコにも憎悪の感情を向けていることが伺えます。

    ミツコが義足を返したのは真実なのでしょう。しかしそれではミツコを絶望させることができません。なので黒幕はミツコの部屋に義足を返しにいった。鍵の場所をどうやって知ったのかは少し疑問ではありますがね。そして、翌朝黒幕は直接的な方法でヤエコを殺すことで、母とヒクラ家に対する復讐を完了させた。

    とかなんとか。実はこの点以外にも、私の中でスッキリしない箇所が複数あるので、まだまだ考察の余地が残された作品だと思っています。

  • 気になった点と感じたこと記載します。

    シオリ編
    ゴトっという大きな音がした
    すぐにお祖母さんの部屋に行った
    すぐそこにある現実から目を背けたかった
    私のせいじゃないと言ってほしかった
    最後まで(転落した)お祖母さんの姿を見ることはなかった
    → トイレを出て義足を見つけ、義足のお祖母さんに手を貸さなかったことを責められると思った。
    義足であったことを知らないことにするため、義足をお祖母さんの部屋に真っ先に戻しに行った。
    転落後の姿を見ていないことを強調し、義足の件を知らないことを強調した。

    ただ、義足がミツコのクローゼットに戻った件については不明で、お祖母さんとミツコが出ていったあと、誰かが戻したのかな、思っています(電話をかけていた、あたりが関係するか?)

  • こんにちわ。私の考察ですが、箇条書きで

    殺したのは第三者(例の人)
    ・当日潜んでいた(土曜日の朝と具体的に指示したのは父なので必然的に例の人の指示である)
    ・祖母の向かいの部屋・ミツコの隣の部屋に潜んでいた
    ・ミツコ部屋の隣にいたので、状況は聞こえていた(祖母の部屋に話が聞こえる描画があるので聞こえる事が可能)
    ・寝る→ミツコが杖を隠す(鍵を閉める)(もしかすると、祖母の部屋にも潜んでいたかもしれない)
     →戻す(鍵を開ける)→寝る
     →例の人が戻す(鍵を閉める※作ったのは自社なので合鍵がある)
     →シオリが目を覚まして本棚をチェック
     (視線を感じたのはそこにいたから)
    ・わざわざわ義足を戻したのは、元々責任を娘のせいにするため(あの家は母を殺して、娘に責任を擦り付けるための家)
    ・頭を殴り階段へ突き飛ばす。シオリがトイレから出てくるが扉の位置で姿は見えない(祖母の部屋に入った時点で逃げおおせる)

    • ついで、おばあさんは恐らく撲殺されてから階段を落ちています。また、屋敷内には使用人が多数います。ミツコちゃんはこの使用人に毒を盛られていますし、どこかに連絡してる人の描写もあります。

      • 匿名 様コメントありがとうございます!

        >ひとりだけ薬物を使い、危険視されているのに、それ以上の言及のない人物がいます。それが真犯人なのでは?
        >ついで、おばあさんは恐らく撲殺されてから階段を落ちています。また、屋敷内には使用人が多数います。ミツコちゃんはこの使用人に毒を盛られていますし、どこかに連絡してる人の描写もあります。

        確かに、シオリがトイレに入った後の「ゴト」の表現は、転落してるとしたら違和感がありますね..。
        言われてみると、どれも違和感を感じて凄くゾクゾクします。

        出先なのでうろ覚えですが、
        「誰かに電話して、そしたら救急車が来て…」みたいな口ぶりだったと思いますが、
        この「誰かに電話して」が確かに読みながら違和感がありました。
        果たして誰に…

  • 資料④の豪邸の間取り図がかなりふわっとしていることからの考察なんですが、

    早坂さんの振り返りで「ミツコちゃんの部屋に入った→奥に大きなクローゼットがあった」

    この描写から発想を飛躍し、”部屋の奥=間取り図右側の壁にクローゼット”と推測すると、ミツコちゃんの部屋とトイレの間にある謎の部屋からクローゼットに繋がる隠し扉っぽいものがあり、そこからクローゼットに誰かが義足を隠した。…なんて多分ギリギリ有りそうな考察を思い付きました。

    …資料④、意図的なのかベッドや家具の情報が無いのが何かありそうで怖いですね…。

    • 匿名希望様
      コメントありがとうございます!

      一見「とんでも理論」に思えても、
      いくらかの伏線を繋げると納得できたりしますもんね!

      豪邸の間取り図がフワっとしてる感も言われてみると確かにそうですね!
      「シオリ目線で間取り図を思い返してるから、細かい家具の位置までは描写できていない」
      などであればリアルですが、ここまで伏線張り巡らせてるので、私もきっと何かあるんだろうと思います…。

      いやー、考えると背筋がゾクゾクしますね…!

  • ミツコは本当にしおりと仲良くしたいと思ってたのなら、「漫画なんて貧乏人の読む物」って発言しないと思うんだけど、どちらかが嘘ついてる?

    • 私も一瞬そう思いましたが
      スクールカーストが激しい学校なら
      ミツコも「上位の友達に話を合わせた」のかなとも思ってます!
      でもまだ伏線の可能性もありますね。

  • 考察とは関係ないかもしれないのですが、ヤエコはミツコちゃんたちとは食事をせず、いつも1人で部屋で食べるというのがあったと思うのですが、それはなぜだと思いますか?
    その後この部分にはに触れずに話が終わってしまったので気になってます、、。

    • 変な家を読み終わった人。さん
      コメントありがとうございます!

      確かに、、食事の件ちょっと怪しいですね。

      私の推測ですが、
      義手がバレる可能性があるので、
      極力客人とは一緒に過ごさないようにしている?
      と考えると辻褄が合うようには思います。

      でももしかしたら何かの伏線かもしれませんね。。。

      • 返信ありがとうございます!

        そうですよね、体にコンプレックスを抱いていたら一緒に食事はしないかもしれないですね、、。

        伏線だったら面白い!というか、雨穴さんの小説はセリフひとつひとつが伏線なのではないか?と深読みしてしまいます。笑

        今後の考察も楽しみにしてます♪

  • 自分用に書きます。
    ・ペンケースは「机の引き出しに入れていたペンケース」と言っていたので、普段使いという訳ではなさそう。
    ・シオリがトイレから出た後真っ先にヤエコの部屋に行ったのも、「事故の瞬間を見たくない心理」で理解できるが、別の理由もありそう。
    ・シオリの「急に眠くなった」とか「尿意」とか、なんか薬を盛られてそうな描写に感じる。

    追記
    ・ミツコが義足を持ち出した時の背後の「ごそっ音」
    ・シオリがクローゼット開けようとした時の背後の視線
    これらが意味するものとは?

  • 私もシオリが隠したと考えております。

    ただ、悪意をもって隠したのであれば、筆者に相談する必要はなかったと思われます。なので、ヤエコに言われるがままにクローゼットに隠したのかなと考えました。

    ヤエコは自殺を決意していた。しかし、自分で義足をクローゼットレ戻すことができなかった。そこで、シオリがトイレに出るタイミングでヤエコも外に出て、義足をクローゼットに入れて欲しい旨を話し、自殺した。

    シオリが話す「ゴトッ」という音がしてというのは、義足が先に外れて落ちたのかと思いました。

    救急車で2人が出払ったあと、シオリは言われるがままに義足をクローゼットに隠したが、事件の真相がわからず筆者に相談したのではないかと考えました。

    • コメントありがとうございます!
      なるほど!
      共犯?ではないけど、2人がつながっていたパターンですね。

      ちなみに今ふとしおり編を読み返したんですが、
      夜中にクローゼットを開けようとした際、背中に視線を感じたという描写がありました。

      それが誰の視線か気になりますね…

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